世界遺産の海! 小笠原 ケータオーバーナイトツアー!

2016.08.18 by tadashi

20周年記念スペシャルツアー開催しました!

2016年7月8日(金)~13日(水)
気温:30度 水温:26度 透明度:15~30m 天気:/晴れ

昨年に続いてフロンティアでは4回目の小笠原ツアーは『20周年スペシャルツアー』として、大型のダイビングクルーザーをチャーターして、ダイバーの憧れのケータ列島へ1泊2日のオーバーナイトでツアーに行ってきました!

新おがさわら丸で快適にツアースタートです!

この7月新たに就航した”新おがさわら丸” は大きさも一回り大きくなって船内設備もグレードアップ。
今回は往復とも特二等船室を利用しましたが、個室のような造りになっていて各ベッドにはテレビもついていました。レストランやラウンジなどのパブリックスペースも広くなり、シャワールームも清潔でとても使いやすかったです。

父島到着 早速ダイビングに出発です!

快適な船旅で24時間はあっという間に過ぎ、翌日の11時には父島の二見港に到着しました。
早速、ダイビングに行ってきました。この日は父島まわりで2ダイブです。


Dive1は兄島・滝之浦湾の沈船にエントリー。ツバメウオの群れやユウゼンなどをウォッチしながらのんびりと体を慣らします。


Dive2は ”閂ロック” へ。
ガイドさんの『流れてますよー』の言葉を聞きながら潜降すると、ギンガメアジ&イソマグロの群れが登場です。特にイソマグロはかなり近くで見ることができたのでラッキーでした。

浮上前にはマダラトビエイも姿を現してくれました!

夕食はおいしい食事で明日への英気を養います!

今回もお世話になったのは ”民宿 ウエスト” さん。島の食材を使ったボリューム満点の食事で明日からのケータオーバーナイトツアーへの英気を養いました!

ケータオーバーナイトツアースタートです!


ケータとは父島の北約50キロに点在する北の島から嫁島までの無人島の島々の通称です。大物好きのダイバーなら一度は訪れてみたい憧れのエリア。私もダイビングを始めた30年近く前からずっと行きたかったのですが、なかなか機会がなく満を持して企画しました。
今回は ”ダイビングサービス KAIZIN” さんのアイランドクィー号をチャーターしての聟島でオーバーナイトするスペシャルツアーです。

まずは嫁島マグロ穴へ!

父島を出発して2時間あまり。まずはケータの一番南に位置する ”嫁島 マグロ穴” でファーストダイブ。
穴の中に向かって泳いで行くと・・・いましたーっ! 体調1m以上の丸々と太ったイソマグロが渦のように群れています。その数およそ200匹! 迫力満点です。
他にダイバーがいなかったので、ゲストの皆さんはかなりマグロたちに近づいて写真を撮ることができて満足のダイビングになりました!



そして北上!

1ダイブ後、媒島、そして針の岩を見ながらボートはさらに北上を続けます。
途中ではハシナガイルカの群れがボートに寄ってきてくれました。
このあたりの景色を見ていると、ここは日本かな・・・と思うような錯覚に陥りますね。


ついに聟島に到着です!

ツアーの目的地の一つ、”聟島” に到着。

潜るのはもちろん ”平根”  ここ前から一度は潜ってみたかったんですよね!

今回は2ダイブしましたが、ロウニンアジやカンパチ、バラクーダなどなど回遊魚が続出です。根周りにはクマザサハナムロやキンギョハナダイの大群、岩陰には大きなイセエビがびっしり。

他にもマダラエイやウミガメなどなど、やはり噂通りの魚影の濃いポイントでした!





ボートキャンプもサイコーです!

聟島の入り江に停泊してのボートキャンプ。

ビールを片手に水平線に沈む夕日を堪能しました。日が暮れると満天の星空が待っていました。

夕食はサービスのスタッフの手料理。これがかなりクォリティが高く、ボートの上での食事とは思えないほどの味とボリュームでおなかも大満足です。

最近は開催していませんでしたが、たまにはこんな風にボートでの宿泊ツアーも良いものです!

 


翌朝 5マイル浅根を目指す!

『ケータの最北端の北の島のさらに5マイル先の何もない大海原に浅根がある!』と昨年のツアーで聞いた時から、もう行きたくて行きたくて(笑)

翌朝は6時起床の予定が、皆さん4時30分には起きて5時30分に聟島を出航! さすがはフロンティアのゲスト! 1時間前行動です(笑)

北の島を過ぎて、潮波だけがが立つ何もない水面で ”5マイル浅根” を探します。ついに発見・・・しかし潮流が速すぎるので潮待ち・・・そして約1時間後、ガイドさんの『エントリーします!』の声で一斉にエントリー、水深25mの根頭を目指して一気に潜降します。

水底にコクテンカタギの群れが・・・でも大物はいません・・・。15分ほど経過して離底して深度を上げていくとミナミハンドウイルカの群れがやってきました。そしてメジロザメが1匹、2匹、3匹・・・メジロザメの群れに囲まれてしまいました。マダラトビエイやカマスサワラも出てきました! 凄い海です! 何度もチャレンジしたくなる海です!

 

 






ご参加ありがとうございました

最終日は今年も父島の東側の ”ドブ磯” と”巽の浅根” で潜りました。”巽の浅根” では今年もハンマーヘッドシャークに会うことができました!

いつ潜っても、どこを潜っても魅力的なポイントばかりの小笠原。ぜひまた訪れたいものです。

ご参加いただいたゲストの皆さん、ありがとうございました。

 

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