タイ・アンダマン海! シミラン諸島クルーズツアー!

2025.03.17 by tadashi

豪華ダイビングクルーザーで行く! タイ・アンダマン海 シミラン諸島クルーズツアー!

2025年2月14日(金)~19日(水)
気温:30度 水温:27~28度 透明度:15~25m 天気:晴れ

2020年2月以来5年ぶり4回目のシミラン諸島クルーズツアーに行ってきました。
アンダマン海のベストシーズンを狙ってのツアー、固有種から大物までたっぷり14ダイブ楽しんできましたよ!

今回利用したのは2023年秋に就航したばかりの『マンダリンクィーン号』
クルーズライフもとても快適に過ごすことができました!

今回のクルーズコースは・・・

タイのプーケット空港の北約100㎞に位置するタプラム港から出港。
往路はシミラン諸島の8番、9番の島でダイビングスタート。北上してコボン、コチャタイ、そしてリチュリーロックへと向かうコースでクルーズ。帰路はコチャタイ、コボンと潜ってタプラム港へ帰港しました。

北上するほどロウニンアジやマンタなどの大物の出現率高くなるコース取りに期待が膨らみました!

全14ダイブのうち大物が狙えるポイントへは8ダイブも入ることができ、特に人気No.1ポイントの “リチュリーロック” では4ダイブもすることができて大満足のツアーになりました。

クルーズ初日! まずはシミラン諸島でダイビング!


今回ガイドしていただいたのはakiさん。その魚類と海況に関する知識の豊富さには驚きです。
毎回自作の魚図鑑などを利用してのダイブブリーフィングはとても楽しい時間になりました!



シミラン諸島ではのんびりダイビングでカラフルなチョウチョウウオやクマノミ、そしてソフトコーラルなどを楽しみました!
コラーレバタフライフィッシュやスカンクアネモネフィッシュなどのインド洋の固有種もたくさん見ることができました。

シミラン島へ上陸! セイルロックを目指す!


初日は3ダイブした後にシミラン島へ。
真っ白な砂が印象的なビーチに上陸した後は標高150mにある “セイルロック” を目指しました。

途中では大きなトカゲや飛ぶことができない鳥など大自然の森の中に生物がいっぱい生息しています。

15分ほどで山頂の “セイルロック” に到着。ここに来るのは3度目ですが、毎回この大きな岩がどうして山の上にあるのか驚かされまね。

そして山頂から見る景色はサイコーです。柵がないのでちょっと怖いところもありましたが(笑)

ナイトダイビングにもチャレンジしました!

この日はシミラン島の “ドナルドダッグ湾” でナイトダイビングにチャレンジ!

マルソデカラッパやヒトヅラハリセンボン、大きなタコなどなどナイトダイビングだから近寄れる生物を観察。

浮上前にはイワシの大群がカスミアジに捕食されるシーンに遭遇。迫力満点でしたよ!

クルーズ2日目! ボン島の “ウエストリッジ” でマンタに遭遇!

シミラン諸島を後にしてクルーズ2日目はボン島の “ウエストリッジ” にエントリー。

中層を泳いで待っていると向こうから大きなマンタが登場してくれました。
akiさんの指示でしばらく中層で待っているとなんと本当に手の届くところまで寄ってきてくれました!
kenjiさん、シャッターチャンスの逃さなかったみたいですね。

少し潮流が出てきた中でのダイビングとなり、大きなバラクーダやギンガメアジ、ツムブリなどをちらほら見かけるようになり期待も高まりました。


タイマイやワヌケヤッコなどこの海ならではの生物たちもいる賑やかなポイントでしたよ。
また、『体長5㎝以上のマクロ生物』(笑)というフロンティアゲストの無理なリクエストにも答えていただき、ニシキフウライウオなども見せていただきました。

食事がとっても美味しいマンダリン号です!

マンダリンクィーン号の食事は1日5回。

早朝ダイビング前にはトーストや揚げパン(これがとても美味)。1ダイブ後の朝食は卵料理やハム&ソーセージ、おかゆがあったのは嬉しかったですね。

2ダイブの後の昼食は麺類やチャーハンなども提供されました。もちろん本場のタイ料理も美味しかったですよ。

3ダイブするとスナックタイム。といってもハンバーガーや点心、タイのお菓子などもありボリュームいっぱいです。フルーツやフレッシュジュースはいつでも用意されてます。

そして夕食がまた豪華。船上でのバーベキューやタイ式焼き鍋などでおもてなししてくれました。

毎食しっかり食べていたらかなり体重がアップしてしまいそうになるほど食事の美味しいマンダリンクィーン号なのでした。

チャタイ島 “ピナクル” にトライ!

ボートはさらに北上してチャタイ島の人気ポイント “ピナクル” へ。
往路の “ピナクル” が今回のツアーでは一番流れていました。

潜降ロープの下には大きなツバメウオの群れ。
流れを避けながら移動するとギンガメアジやカスミアジの群れが登場してくれました。

ヤッコ天国でした!

帰路に潜った “ピナクル” は流れていなかったので根の周りを大きく回ってもらいました。

ここは 『ヤッコ天国』ですか!? サザナミヤッコやアデヤッコ、ニシキヤッコなど他のポイントではなかなか近づくことが難しい魚たちにが近寄らせてくれました。

またこの根は潮流がいろいろな方向からくる特徴があるとのことで、360度に開いた大きなイソバナがありました! Farmさんの撮影した画像を掲載してあります。

記念ダイブ! おめでとうございます!

そんな素敵な海でhiroshiさんとyusukeさんが記念ダイブを迎えられました。お二人ともおめでとうございます。
horoshiさんは2001年、yusukeさんは2015年にライセンスを取得していただき、お二人とも10年以上、フロンティアでダイビングを楽しんでいただいています。
いつもご利用いただきありがとうございます。

快適なマンダリンクィーン号のボートライフ

今回利用したのは新艇 『マンダリンクィーン号』

各部屋にはエアコンと大きなモニター、シャワー&トイレが完備されています。

大きなリビングはデッキと室内の2か所設置されていて広々としたエリアでゆっくりくつろげました。

フライングデッキにはジャグジーやサマーベッド&ソファーがあり、夕方の涼しい海風を浴びながらビールでカンパーイ!

ダイビング用にはディンギーが2艇用意されていました。もちろんエンリッチドエアも提供してもらえましたよ。

今までもいろんなライブアボートに乗船してきましたが、シャワーやトイレなどの水回りの清潔さやダイビングのしやすさではトップクラスのボートでした!

クルーズ3日目! ついに憧れの “リチュリーロック” で4ダイブ!

クルーズ3日目はいよいよシミランクルーズの人気No.1ポイント “リチュリーロック” へ。なんと今回は4ダイブすることができました!

外洋に位置していて潮が引くと根のトップがわずかに水面から現れる “リチュリーロック” 。

クロワッサンのような形をした小さな根ですが、潮通しが良いためか岩一面にソフトコーラルやイソギンチャクがみっしりと群生しています。


イソギンチャクには固有種のクマノミ、根周りにはスカシテンジクダイの群れなどの小魚がたっぷり棲んでいて・・・それを狙ってロウニンアジの群れが突撃!

とにかく回遊魚の群れがすごいことになっていました!

ロウニンアジ、カスミアジ、ツムブリ、バラクーダ、そしてギンガメアジの群れ。アジ好きの私にはたまらないポイントです!

これだけのロウニンアジの群れを見ることができたのは、こことパラオの “ペリリューコーナー” くらいではないでしょうか。


大好きなトマトアネモネフィッシュもたくさん見ることができました!


最終日はパトンビーチにステイ!

最終日はパトン地区のホテルにステイ。

ここはいつ来てもアジアの熱気が感じられる街ですね。

少し遅くなってしまいましたが、タイ料理のレストランで打ち上げパーティーしました。

久しぶりに食べたアイスクリームがとても美味でした。

photo by Farm!!

今回のツアーでakiさんのアシスタントでご一緒していただいたFarmさんが撮影してくれた画像です。

水中では生物探しに奔走してくれました(笑)





ご参加ありがとうございました!

天候と凪に恵まれ楽しいツアーになりました。やっぱりりあったかい海と魚がいっぱいの海が良いですね。

今回も皆さんのご協力で安全にツアーを終えることができました。

ご参加ありがとうございました。

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