大物好きのダイバーなら誰もがあこがれる、パラオ共和国のペリリュー島の南端にあるロウニンアジの大群が出現するという “極上の海 ペリリューコーナー” を目指しました! 3年前のツアーでは残念な結果に終わってしまっていたので、今回は現地5日間のロングステイで18ダイブ中15ダイブで “奴等” を探し回りました!
ペリリュー島の南端にあるキャンベック港からボートでわずか5分足らずの距離にある “ペリリューコーナー” 潮流の方向によって、東側の “ペリリューエクスプレス” 西側の “ペリリューカット” からエントリーしてコーナーを目指します! 時には激流の中、時にはアゲインストの流れの中をGTの群れをサーチしながら泳ぎまわりました!
今回はかなりの確率でGTたちに出会うことができました。 そして最初の接近は “エクスプレス” のエッジでした。ちょっと深めでしたが、初めて目の前で見る迫力に興奮しました。 eriさん、碧い彗星さん、BONOBOさん、バッケンレコード更新です・・・
2013年のラストダイブとツアー最終ダイブはさらにヒートアップ! ラッキーなことに水深25m付近の岩棚の上にロウニンアジが沸いてきます! もちろん皆さんアタックです。eriさん&青い彗星さんは中層からアタックして群れの中に包まれます。 BONOBOさんは・・・。まるで魚雷のように水底を走り群れの先頭を押さえて激写! 水雷戦が展開されました。 最後はロウニンの群れが安全停止する深度近くまで付いて来てくれました。 GOOD DIVE! Erwin ARIGATO!
潮流とGTたちの出現する方向の関係やアタックする方向や深度など少しわかりかけてきた気がしますが、まだまだ潜りこんで経験を重ねていきたい魅力のある海に久しぶりに出会えました!
ダイビングは島南部の “キャンベック” をベースに行いました。 公園のようになっていてシャワー(雨水ですが)や休憩所、そして今回は水洗トイレも整備されていました。もっとも港で花を摘む方が自分にはあっていましたが。上右の画像は3人で『花摘み中!』 (笑)
元旦には “午年” にちなんで、変なお馬さんが登場! 地元の子供達とたわむれていました。
なんとダイビングガイドのErwinが港に飛び込んで素手で生きたまま捕まえたカスミアジ! もちろん夕食にお刺身で美味しくいただきました。
早朝6時にノースドッグを出港してダイビングに向かいます。 誰も潜っていない水中でサメやナポレオン、バラクーダなどの大物と接近戦をできるのもペリリュー島ステイの魅力ですね。
マンタとは空中戦を展開。BONOBOさんの写真、リアルすぎますね!
“ペリリューコーナー” といえばやっぱりマダラエイ(?) 体長2m近くある大物についつい急降下してしまいました。
島北部ホテルから南部のキャンベックまでの往復はもちろんトラックの荷台です! 途中でボートキャプテンの “ヨコイ” さんをピックアップ。パラオ人ですが、あの “横井庄一軍曹” にどこか似ていました(笑)
質素なレストランですが食事は美味・・・のはずが・・・。途中でちょっと気合を入れてみたらとっても美味しくなりました〜!
今回はBONOBOさんを対象にしたマニアックなコースをまわってもらいました。 ほとんどジャングルトレッキングになりましたが、いろりろ勉強になりました。
最終日はコロールのホテルでゆっくりと過ごすはずでしたが・・・またまた私の忘れ物でひと騒動。皆さんご迷惑をおかけしました。
ほとんど開発されていない、(多分これからも)ペリリュー島です。 “ペリリューコーナー”には何度潜ってもなくならない緊張感とワクワク感がありました。これこそアドベンチャーダイブ、自分が30年近くダイビングを続けている理由がそこにはありました。また必ず訪れます!