伊豆七島の利島に “ドルフィンスイムツアー” のリサーチに行ってきました。 東京からも近く、週末を利用してドルフィンスイム&ダイビングも楽しめるポイントです。
東京/浜松町の竹芝桟橋から東海汽船の高速ジェット船で約」2時間30分。伊豆七島で一番小さい利島を目指します。 今回は低気圧のウネリが残り利島港に接岸できない場合があるとの状況での出航となりましたが、無事利島に到着することができました。
ダイビングサービスでドルフィンスイムをする際のルールを教えてもらい、早速、ドルフィンスイムに出発です。 今、イルカたちは利島からボートで15分ほど走ったところにある無人島 "鵜渡根島" いるということなのでボートで一路南へ。 ちょっと小笠原の島々を思わせるような "鵜渡根島"。ボートで島のまわりを走らせて、イルカ達を探します。
そして、ミナミハンドウイルカの群れを発見、マスク&フィンをつけてエントリー。短い時間ですがイルカたちがそばまで寄ってきてくれました。近くで見るとかなり大きいですね。そしてイルカ達が見えなくなるとボートにエキジットしてまたサーチします。 何度かエントリーを繰り返して出航から1時間30分ほどで利島港に帰港しました。
2日目は海も凪て絶好のコンディション。 前日にドルフィンスイムのコツを教えてもらったので、前回よりは長くイルカたちが遊んでくれます。そして遊んでくれるイルカの数も多くなりました。 ここで暮らすイルカたちは "ミナミハンドウイルカ" 数十頭です。もともと利島に棲息していたイルカや御蔵島から移ってきたいるかなどがいるそうです。 もちろん、相手が動物なのでこちらの期待通りに遊んでもらえないこともありますが、スキンダイビングのスキルを事前に練習していけば確率はかなり高くなりそうです。
ドルフィンスイム専用に作られたボートはダイビングボートはとっても使いやすくて快適です。 船の後部にあるパワーリフトはエントリー/エキジットがとても楽ちん。 もちろんトイレもついているので女性でも安心してドルフィンスイムが楽しめます!
そして利島まわりで2ダイブしてきました。 どのポイントも港から10分程度なので船酔いの心配もありません。ゆっくりと潮に乗って水中を流すドリフトダイビングなのでのんびり楽しむことができました。 今回は透明度があまりよくなくて少し残念でしたが、アオウミガメに何度か遭遇、イサキ&タカベの群れやテングダイなど魚影はかなり濃い海でした。 そして水温が上がる夏にはな、なんとハンマーヘッドシャークの群れが登場することもあるそうです。期待が高まりますね!
今回お世話になったのは 『利島ダイビングサービス』 さん。 港が一望できる高台にあり、広々とした施設は清潔でとっても快適でした。
伊豆七島で一番小さな人口約300人の利島。 歩いていてもあまり人に出会うこともなく、自然に囲まれてゆっくりとと時間が流れていました。海に出てていなくても、静かな空間に包まれていると心身共にリラックスすることができました。 今回は見ることができませんでしたが、次回はぜひ星空ウォッチングも楽しんでみたいと思います。
東京からこんなに近くて、自然あふれる利島。 ドルフィンスイムそしてダイビングもたっぷり楽しめるポテンシャルの高い海がそこにはありました。そして、陸の上も含めて利島の自然に癒された2日間になりました。 次回は9月19日(金)23時竹芝桟橋発〜21日(日)でツアーを開催します。